西野七瀬さんといえば、乃木坂46の元メンバーであり、現在は女優やファッションモデルとして活躍しています。
乃木坂46に所属する当時から、度々センターを務める人気メンバーでした。
そんな西野さんは様々なドラマや映画に出演していますが、その演技が上手いかどうかについては、視聴者の中でも賛否が分かれているようです。
今回は、西野七瀬さんの演技に対する視聴者の反応を、調べてみたいと思います。
西野七瀬のプロフィール

西野七瀬さんは、1994年5月25日、大阪府の出身です。
身長は159cmでほぼ平均身長なのですが、その華やかな存在感故にでしょうか、特にステージ上ではもっと大きく見えますね。
お兄さんは俳優で、西野太盛さん。
また、元NMB48の高山梨子さんは従姉妹であり、元E-girlsの藤井萩花さんは小・中学生時代の同級生です。
中学1年生の頃、お兄さんの影響でバスケットボール部へ入部しました。
2学期に退部したようですが、そもそも一旦は入部したことを考えるに、運動神経は良いのかもしれません。
割とお淑やかなイメージがあるだけに、少し意外です。
その後、モデルのオーディションを受けるなどするも、一旦は看護師を目指し、看護コースのある高校へ進学。
しかし高校2年生のとき、お母さんが乃木坂46の一期生オーディションに西野さんを応募したため、オーディションを受けることになりました。
2011年8月、無事に乃木坂46のオーディションに合格した西野さん。
4ヶ月後には高校を転校し単身で上京したものの、それまでは大阪の学校に通いながら土日は東京、というハードな生活を送っていたそう。
上京で肉体的なハードさは解消されましたが、学校も住環境も変わり、デビューに向けて1人でがんばるのは、なかなかに大変だったことと思います。
2012年2月22日、乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビューを果たすと、同年の11月8日には、「GirlsAward 2012 AUTUMN/WINTER」で白石麻衣さんと共にモデルデビュー。
2014年には8thシングル「気付いたら片想い」で、シングル表題曲で初のセンターを務め、2015年には1stアルバムに収録されている「ひとりよがり」で初ソロ曲。
さらにソロ写真集の発売、ファッション誌「non-no」の専属モデルに…と順調に名を上げていきます。
2016年には「non-no」でついに初の単独表紙を経験。
2018年の土曜ドラマ「電影少女 〜VIDEO GIRL AI 2018〜」ではドラマ初主演。
乃木坂46を2018年に卒業(卒業コンサートは2019年2月に開催)後も、株式会社KeyHolderにより発売されたカラーコンタクトのブランド『me me mar』のブランドアイコンに起用されるなど、活躍は留まることを知りません。
今後がますます楽しみなタレントさんです。
ドラマの演技は賛否両論?意見が二分される

さて、CMや映画、ドラマと様々な場所でその姿を見る西野七瀬さんですが、彼女の演技力に関する評価は、意見が分かれるようです。
最近では、「あなたの番です」や「アンサング・シンデレラ」での演技が記憶に新しいですね。
ドラマなどを視聴する際、「俳優さんが格好良い・女優さんがかわいい」ということは確かにそれなりに重要なことです。
しかしそれ以上に大事なのが演技力。
特に前述の2つのドラマは、視聴者も目の肥えた人が多いのか、酷評が多く見られます。
可愛らしい新人病院薬剤師を演じる「アンサング・シンデレラ」では、「西野七瀬の演技だけ浮いてる」と言われたり。
「あなたの番です」ではドラマのキーパーソンを演じたこともあってか、「西野七瀬の演技が微妙すぎてちょっと萎える」「お遊戯会演技」「毎週楽しみにしてたあな番を最後の最後でガッカリさせてあな番ロスにさせてくれなかった」と、かなり叩かれてしまっています。
ですがその一方で、西野さんの演技が上手いという声も、少なからずあるのは確かです。
例えば酷評の目立つ「あなたの番です」での演技に対しても、「西野七瀬の演技が凄すぎて鳥肌たった!」「最終回で淡々と犯行を語るところは目が凄い」と一定数の評価が見られます。
また、2017年9月放映の初主演映画「あさひなぐ」では引っ込み思案な女子高生を演じた西野さん。
このときの演技は、「演技が上手くなった?」とも言われるくらい、評判が良かったのです。
これらのことから、西野七瀬さんの演技が酷評されてしまったのは、全国区で有名なドラマに出たのは「あなたの番です」が初めてだったことや、キャリアを積む上で出演するドラマでの共演者が演技力に定評のある人ばかりだということが、理由の一端として考えられます。
とは言え酷評ばかりではないところを見るに、伸びしろは確実にありそうですね。
「あなたの番です」では共演者のレベルが高すぎ?

西野七瀬さんの演技に最も酷評が集まってしまった、日曜ドラマ「あなたの番です」。
西野さんは黒幕の女子大生、黒島沙和を演じました。
ただ、このドラマは先ほども書いた通り、共演者のレベルがあまりにも高い、本格的なドラマでした。
第1シリーズでは原田知世さんと田中圭さん、第2シリーズでは田中圭さんが主演を務め、共演者には田中哲司さん・竹中直人さん・木村多江さん・生瀬勝久さん・袴田吉彦さんなど、演技の上手い俳優さんや女優さんがずらりと名を連ねます。
この中に混ざれば、例え西野さんでなくても、生半可な演技力では下手だと言われてしまいそうです。
けれどこんなに演技達者な人たちに囲まれて黒幕としての演技をすることが西野さんは、きっと勉強になったことでしょうし、その学びは確実に今後に生かされることと思います。
ちなみに演技の上手い俳優さん・女優さんに囲まれる現象は、「アンサング・シンデレラ」でも同様に発生しています。
主演の石原さとみさんや真矢みきさん等に比べれば、女優としてのキャリアがまだまだ浅い西野さんの演技が劣って見えるのも、仕方ありませんね。
この先もこうした作品に出演するならば、すぐに高評価を得るのは難しいかもしれません。
しかし上手いと言っているファンがいるのもまた事実。
今後の成長に期待です。
まとめ

西野七瀬さんの演技への評価について、調べてみました。
最近は酷評が目立ってしまうものの、どうやら西野さんが特別に下手な訳ではなく、「上手い人が多すぎて経験不足の西野さんが下手に見える」というのが正しいようです。
そして、決して酷評だけではなく良い評価も一定程度は散見されることから、現時点でもそれなりの演技力はあると見て良さそうです。
アイドルとしては大活躍したものの、女優としては発展途上の西野さん。
全国区のドラマに起用され始めたとは言え、今はまだ新人さん、成長段階です。
今後もいろいろなドラマに出演し、たくさんの素晴らしい演技に触れることで、どんどんその演技は磨かれていくでしょう。
現在は演技力のある方でも、最初は酷かった、というのはよくある話。
それまでは視聴者の側も、広い心で見守っていきたいですね。
誰からも「西野七瀬の演技上手い」と言われる揺るぎない演技力を身につける日が早く訪れるのを、心より願っています。