ハロー!プロジェクトに所属し、カントリー・ガールズのメンバーとして活躍した、小関舞さん。
その溌剌とした歌声とダンスは、グループの雰囲気を華やかにする、独特の素敵な空気を持っていました。
そんな小関舞さんですが、実は過去には、誹謗中傷が原因で芸能活動を一時引退するという、とても苦しい経験をしていたそうです。
最近では、SNS等での匿名の誹謗中傷に対して、様々に議論・批判されるようにもなりましたよね。
小関舞さんを襲った中傷とは一体どんな内容だったのか、調べてみたいと思います。
小関舞のプロフィール

小関舞さんは、2002年2月10日生まれ、東京都の出身です。
お父さんは、元プロ野球選手で現在は埼玉西武ライオンズのコーチを務める小関竜也さん。
舞さんには妹さんがいますが、お父さんの取り合いになったこともあるそうです。家族仲の良さがよく分かりますね。
特技は、3歳から習っているヴァイオリン。
幼い頃から音楽に親しんでいたのですから、アイドルにはなるべくしてなったのかもしれません。
カントリー・ガールズ、及びハロー!プロジェクトへの加入は2014年11月5日のこと。
実はモーニング娘。のオーディションに参加していました。
そちらは残念ながら最終審査で不合格になってしまったのですが、このオーディションの裏ではカントリー・ガールズの選考が行われており、そこで見事に合格。
そして最年少メンバー(当時)として加入し、2019年12月の卒業まで、活躍しました。
「おぜきちゃん」や「おぜこ」というニックネームで親しまれていたようです。
このカントリー・ガールズは、前身はカントリー娘。というグループで、過去のメンバーでは、里田まいさんなどが有名です。
カントリー・ガールズは、2019年の12月26日、小関舞さんを含むメンバー全員の卒業をもって、活動を休止しました。
舞さんは、グループの結成から休止まで所属し活躍した、まさにカントリー・ガールズの「顔」の1人だと言えるでしょう。
ちなみに舞さんは、卒業時のカントリー・ガールズ現行メンバーの中では、他のグループとの兼任実績が一切ない唯一の専任メンバーでした。
これもまた、人気の理由だったのかもしれませんね。
ジュニアアイドル時代に誹謗中傷が原因で事務所を退所

物怖じしない性格で、カントリー・ガールズでは大人気だった小関舞さんですが、実はそれより以前にも、ジュニアアイドル、ジュニアモデルとして芸能活動をしていました。
劇団でお芝居や歌、ダンス、日本舞踊などの基礎を学び、2012年頃からはタンバリンアーティスツという事務所に所属していたようです。
舞さんが中傷を受けたのは、このジュニアアイドル時代です。
それは、2014年のこと、舞さんのブログに、多数の誹謗中傷コメントが書き込まれました。
傷付いた舞さんがご両親に相談し、IPを調べてみれば、なんと犯人は、同じ事務所内で親友と呼べる程に仲の良かった子だったのです。
中傷だけでも辛いのに、犯人が親友だなんて、当時中学生の舞さんにとって、どんなに辛かったでしょう…。
事務所を介して、相手の両親との協議も行われました。
しかし、両親からの謝罪も一切なく、結局その年の4月に、舞さんは事務所を退所することになったのです。
なお、中傷の内容については、調べてはみたものの情報がありませんでした。
とは言え、普通の喧嘩でもドロドロしたことになりがちなのが、女の子同士というものです。
どんな内容だったのか気になる反面、少し恐ろしい気もしますね…。
親友からの仕打ち、きっと他人には想像し得ない、計り知れない苦しみがあったでしょう。
見えないところでたくさん泣いたかもしれません。
それでも芸能活動を諦めなかった舞さんの心の強さには、本当に感服します。
その後も芸能活動を継続

女優の夢を諦めなかった舞さんは、その後も芸能界へのチャレンジを続けました。
そして受けたのが、モーニング娘。の12期メンバーを募集した、「モーニング娘。’14<黄金(ゴールデン)>オーディション」です。
前回の12期メンバーオーディションで合格者がいなかったため、改めて開催されたものでした。
こちらは最終審査で落ちてしまいましたが、カントリー娘。から名前を改めたカントリー・ガールズの選考に合格。
結成メンバーとして、グループの休止まで5年間、活躍することになりました。
さらに、同じくモーニング娘。の12期オーディションに参加し、カントリー・ガールズのメンバーに選ばれた島村嬉唄さんとは、無二の親友とまで言える仲となりました。
島村さんは2015年にグループを脱退しましたが、その際には公式ブログで寂しい旨を述べている程です。
ですが、カントリー・ガールズへの所属と活躍、新しい友人もできて、2014年4月の突然の退所でショックを受けていた舞さんのファンには、まさに感無量だったことでしょう。
まとめ
今回は、小関舞さんの受けた誹謗中傷と、その後の経緯について調べてみました。
友人に中傷コメントを書き込まれるというとても辛い経験をした舞さんですが、決して諦めない彼女の強い気持ちが、次の活躍の場と、新しい親友を呼んだのだと思います。
誹謗中傷は許されることではありません。
けれど、そのことが彼女をカントリー・ガールズへの道へと導いてくれたのだとすれば、それがせめてもの救いと言えるかもしれないですね。
小関舞さんはカントリー・ガールズの卒業と共に、ハロー!プロジェクトも卒業しました。
これからは、大学進学を目指しながら、個人での芸能活動を行っていくとのこと。
小関舞さんの現在の情報は何も出ていないので分かりませんが、自分磨きへの投資を惜しまず夢へひた走る彼女は恐らく、目標達成に向けて懸命にがんばっているのでしょう。
彼女の女優という夢が叶うことを祈りつつ、今後のさらなる活躍を期待しています。