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黒沢あすかが「あすなろ白書」でフォークを恋人に突き刺すシーンが衝撃的

黒沢あすか

「あすなろ白書」は、柴門ふみさんのマンガを原作として、1993年に放映されたテレビドラマです。

主人公の「園田 なるみ」を中心に、「あすなろ会」というサークルを通じて複雑に絡まり合う恋愛や友情の糸の中で苦しんだり喜んだりする、5人の大学生の男女の物語です。

平均視聴率は27.0%、最高視聴率は31.9%を記録する大ヒットドラマでした。

そんな「あすなろ白書」で、中心メンバーではないものの、重要な役柄を演じたのが、女優の黒沢あすかさん。

何と、フォークを恋人に突き刺すシーンがあったらしいのですが…?

黒沢さんが演じたのは、一体どんな役だったのでしょうか。

黒沢さんご自身の経歴と共に、詳しく調べてみたいと思います。

目次

黒沢あすかのプロフィール

黒沢あすか

黒沢あすかさんは、1971年12月22日生まれ、神奈川県藤沢市出身です。

10歳から児童劇団に所属し、子役として芸能活動をしていました。

当時は本名(旧姓)の「岡坂あすか」名義で活動していたようです。

1990年に、「ほしをつぐもの」で映画デビューすると、1992年には映画「愛について、東京」(1993年公開)のヒロイン・アイリーン役に選ばれ、大胆なヌードを披露します。

直後には「週刊文春」の原色美女図鑑でも、ヌードを発表しました。

芸名を「黒沢あすか」に改名したのは、「あすなろ白書」の出演と同年の1993年。

「あすなろ白書」以外にも、テレビ東京系ドラマ「野菊の墓」で主演するなど、様々なドラマ・映画に出演しますが、注目度はあまり高くありませんでした。

脚光を浴びたのは、2002年の映画「六月の蛇」での主演によります。

この作品で黒沢さんは、第13回東京スポーツ映画大賞にて主演女優賞を受賞しました。

2005年にはメイクアップアーティストの梅沢壮一さんと結婚し、現在は3人の息子さんのお母さんです。

他にもいろいろな作品で活躍していましたが、2012年9月上旬、稽古場で突発的末梢性眩暈症(めまい)を発症し、主演予定だった舞台を降板。

4ヶ月の自宅療養を経て2013年1月に女優復帰を果たすと、以後は再び、様々な作品で精力的に活動しています。

演技派女優として、作品に欠かせない女優さんの1人です。

1993年「あすなろ白書」での演技が話題に

「あすなろ白書」において黒沢あすかさんは、「砂田 トキエ」という役を演じました。

トキエは、筒井道隆さん演じる「掛居 保」の恋人です。

掛居がなるみ(演・石田ひかりさん)に惹かれたことで、別れを告げられました。

フォークを恋人に突き刺すシーン、というのは、その別れを告げられたシーンでのことだったようです。

喫茶店で別れ話をする、掛居とトキエ。

その場面で、トキエが掛居の手にフォークをグサッと突き刺したのだとか…。

映像を見ていなくても痛そうです。

調べてみると実際に、「痛そうだった」「トラウマシーン」「そこだけはハッキリ覚えてる」「怖かった」という感想が、かなりあちこちで見られます。

当時の視聴者にとって、どれだけ衝撃的だったかがよく分かりますね。

一方で、なるみよりもトキエのほうが好きだったという感想もあります。

それはもちろん、なるみのキャラクター性に対する好き嫌いもありますが、大好きな掛居への一途な姿も理由の1つでしょう。

とは言えトキエは、掛居となるみを引き離そうと彼女にに嫌がらせをする、いわゆるヒール役です。

女性視聴者も多い恋愛主軸のドラマで、ヒール役の女性の人気がそれなりに高いのは、珍しい気もします。

フォークを刺したシーンは確かに衝撃的だったのでしょうが、それだけに注目してしまうのは、少しもったいないかもしれません。

個性的な役柄を多くこなす女優

黒沢あすか

「あすなろ白書」では強烈な印象を残した黒沢あすかさん。

その後は金田一耕助シリーズ5「犬神家の一族」など、ドラマや映画で個性的な役柄を多く演じましたが、前述の映画「六月の蛇」までは、なかなか注目されませんでした。

演技力があっても、すぐに注目を集めることができるかどうかは運次第。

芸能界はなかなか難しいですね。

しかし注目を浴びてからは、連続テレビ小説「天花」や「雲切仁左衛門」「病室で念仏を唱えないでください」、「嫌われ松子の一生」「冷たい熱帯魚」「闇金ウシジマくん」「昼顔」など、たくさんのドラマや映画に出演。

病気療養の期間こそあったものの、それを忘れさせるほどの活躍ぶりで、その卓越した演技力を大いに発揮しています。

主演やヒロインではないものの、真似できる人の少ない個性的な役、演技力の必要な役を演じることが多く、本格的な作品には決して欠かせない女優として、確かな存在感をアピールしています。

早々に注目を浴びるのではなく長い苦労が実ったタイプだからこそ、密やかに磨かれた演技力は、今まさに花を咲かせているのでしょう。

綺麗さや可愛らしさは年を経れば衰えていきますが、積み重ねてきた演技力は、年を取っても強い武器となります。

これからもますますの活躍が期待されますね。

まとめ

黒沢あすか

今回は、懐かしの人気ドラマ「あすなろ白書」において黒沢あすかさんが演じたトキエの「フォークを恋人に突き刺すシーン」とはどんなものだったのか、黒沢さんの経歴や活躍と共に、調べてみました。

該当シーンは見どころの1つではあるかもしれませんが、決してそれだけに象徴されるドラマでもなく、またトキエというキャラクターも、そこのみに注目するのはもったいないものだということがよく分かりました。

黒沢さんご自身の活躍も、「あすなろ白書」の世代ではない人も1度くらいはどこかで見たことがあるような、素晴らしいものです。

そして「あすなろ白書」は、ドラマも大ヒットでしたが、マンガも人気の高かった作品です。

ドラマの視聴者の中にも「マンガのほうが良かった」と言う人がいるくらいで、実際にマンガとドラマでは一部の設定等で違う部分があります。

当時ドラマのファンだった人も、観たことがない人も、黒沢あすかさんのファンの人も。

もしも興味を持ったなら、ぜひマンガもドラマも、両方ご覧になってみてはいかがでしょうか。

それぞれで違う面白さを、発見できるかもしれませんよ。

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