2018年に放送されたドラマ『アンナチュラル』。


このドラマは主演を務めた石原さとみさんの演技はもちろんのこと、主題歌である米津玄師さんの『Lemon』も人気を博しましたよね。

2018年の放送から2年経った2020年。


日本では新型コロナウイルスの流行により大きな影響を受けています。

『アンナチュラル』ではそんなコロナの流行を予言していたシーンがあったというのです。

ではそれは一体どんなシーンなのか詳しくみていきたいと思います。

石原さとみ主演「アンナチュラル」

石原さとみ

2018年の1月~3月までTBS系列で毎週金曜22時から放送されていたドラマ『アンナチュラル』。

脚本は『逃げるは恥だが役に立つ』や『重版出来』など多くの作品を手掛けてきた野木亜紀子さん。

出演者は主演の石原さとみさんを筆頭に井浦新さんや窪田正孝さん。

主題歌は米津玄師さんが担当され、その豪華なタッグも注目される要因の一つとなりました。

物語の舞台はUDIラボ。

UDIラボというのは国から依頼を受け、死因のわからない遺体を解剖し、死因を突き止める施設。

また、このドラマでは解剖することによって起こった事件の真相も解明していきます。

主人公にはこの施設に務める解剖医の三澄ミコト。

この三澄を演じたのが石原さとみさん。

石原さとみさんはこのドラマで『コンフィデンス・アワード賞』や『日刊スポーツドラマグランプリ』、『東京ドラマアウォード』などで主演女優賞を獲得した他、ドラマ自体も多くの作品賞を獲得し、視聴者からも大変人気高い作品となりました。

第1話でマーズ・コロナウイルスの脅威を描く

石原さとみ

このように人気を集めた『アンナチュラル』でしたが、待望の一話目で今話題のコロナウイルスに関する内容が含まれていたというのです。

物語の始まりしてはUDIラボにある男性の死体が運ばれてきます。

ミコトたちは死因を解明していき、初めは薬物による毒死を疑うのですが、調査は難航します。

そんな時に彼がサウジアラビアに渡航していたということが判明します。

サウジアラビアといえば2012年に初めてMERSコロナウイルスが確認された国です。

ミコトはサウジアラビアの感染者と運ばれてきた男性の症状が一緒だったことから彼の死因は日本で初めての確認となる『MERSコロナウイルス』だと解明します。

彼が渡航歴のあったことからこの死因にたどり着くのですが、まさに今流行している新型コロナウイルスも海外から持ち込まれたウイルスですよね。

このように『MERSコロナウイルス』と『新型コロナウイルス』はウイルスの種類も違いますが、流行の始まりまでもリンクしています。

国内の混乱や感染者への誹謗中傷など、まるで予言のような内容

アンナチュラルではMERSコロナウイルスについて描いただけでなく、ウイルスによって日本の日常が大きく変化していく様子も描かれていました。

街を出歩く人は皆マスクを着用していたり、テレビでは毎日のようにコロナウイルスについて報道されていたり…まさに今の日本と同じ状況ですよね。

さらにドラマ内では感染者に対する誹謗中傷の問題についても描かれています。

ウイルスには感染した男性の名前である『高野島ショック』という名前が付けられたり、SNSでは男性に対する誹謗中傷の言葉が溢れていたり…。

しかし、そんな誹謗中傷についても向き合っていったミコトたち。

ミコトたちの調査によって最初は男性が海外からウイルスを持ち込んだとされていましたが、本当の感染原因は院内感染だったことが判明します。

男性が病院で健康診断を受けたときに院内感染したことが原因だったですが、病院の院長がその事実を隠蔽していたのです。

そして海外に渡航したことがウイルスに感染した原因ではないことが人々にも伝えられ、男性の汚名も返上されます。

現在流行している新型コロナウイルスも中国の武漢でウイルスが初めて確認されたことから『武漢肺炎』と名付けられたり、SNSでは感染者の個人情報が突き止められたりなどしていますし、まさに国内の混乱、人々の混乱についても予言しているような内容ですよね。

まとめ

石原さとみ

このように『アンナチュラル』第一話の内容と今の日本の状況は繋がる部分が大きいことから、『FRIDAY』といった週刊誌でも記事になるほど話題を集めています。

人気のあったドラマということで、放送当時見ていた方も多かったと思いますが、まさか放送から二年後に日本がドラマと同じ状況になるとは思いもよらなかったですよね。

『新型コロナウイルス』が流行し始めたときに『アンナチュラル』を思い出した方もいらっしゃったのではないでしょうか?ドラマで誹謗中傷の危険性について描かれていても、やはり現実でも同じように感染者に対する誹謗中傷が起きています。

2018年放送当時は「フィクション」であるとして、自分たちとは関係のない出来事だとしていたかもしれませんが、今身近な問題となっているからこそ当時と見る視点も変わってくるはずです。

新型コロナウイルスの影響によって新作ドラマの撮影も止まり、再放送されているドラマも多いですが、今こそもう一度『アンナチュラル』を見るべきなのではないでしょうか。

ぜひ『アンナチュラル』も再放送してほしいですよね。